残業が月80時間あると違法なのか確認するポイント
公開: 2025年1月15日 / 更新: 2025年1月15日 / 監修: 編集部監修
残業が月80時間近くになると、疲れが抜けず、退職を考え始める人もいます。「違法なのか」と気になったら、まずは会社の説明だけで判断せず、実際の労働時間と制度を分けて確認しましょう。長時間労働は、気合いで続ける前に相談先を持つことが大切です。
月80時間の見方
時間外労働には上限規制があり、原則として月45時間、年360時間などの基準があります。特別条項付き36協定がある場合でも、複数月平均や月100時間未満などの制限があります(厚生労働省)。月80時間は負担が大きい水準として、記録と相談を急いだ方がよい状況です。
証拠を残す
タイムカード、勤怠システム、PCログ、メール送信時刻、チャット、シフト、給与明細、手書きメモを保存します。サービス残業が混じる場合は、実際に働いた時間と給与上の残業時間を比べます。会社端末のデータ持ち出しには注意し、不安があれば労働基準監督署や弁護士に相談しましょう。
残業時間だけでなく、休憩が取れているか、休日出勤があるか、深夜対応が続いているかも見ます。負担の全体像があると相談先で説明しやすくなります。
退職前の選択肢
業務量の相談、休暇取得、労基署への相談、転職活動、退職など選択肢があります。体調面で気になる症状があれば医療機関へ相談してください。退職を進めるか迷う場合は退職代行診断で整理できます。
退職する場合も、残業代や有給休暇の扱いを確認しておくと、退職後の金銭不安を減らしやすくなります。
退職代行の選び方
長時間労働だけでなく未払い残業代がある場合、交渉や請求が関わります。退職意思の伝達は民間型でも候補になりますが、未払い請求は弁護士型を含めて検討しましょう。運営形態の違いを確認し、候補は弁護士型カテゴリやサービス一覧で比較できます。
よくある質問
- A.直ちに一律で判断せず、36協定、特別条項、実労働時間、休日労働を含めて確認します。労基署への相談も候補です。
- A.タイムカード、PCログ、シフト、メール、業務チャット、給与明細、手書きメモなどを保存しましょう。
- A.退職意思の伝達だけか、未払い残業代の請求も考えるかで変わります。請求があるなら弁護士型も検討しましょう。
Q.残業が月80時間あると違法ですか?
Q.何を証拠として残せばよいですか?
Q.長時間労働で退職代行を使うなら何型がよいですか?
参考: 公的制度・一次情報
本記事で触れた制度・法令の詳細は、以下の一次情報をご確認ください。
- 民法(e-Gov 法令検索) 雇用契約の解約・退職に関する基本ルール
- 労働基準法(e-Gov 法令検索) 労働時間・有給休暇・解雇等の基本ルール
- 年次有給休暇とは(厚生労働省) 有給休暇の付与条件・取得ルール
- 傷病手当金(全国健康保険協会) 病気・けがで働けない時の所得補償制度
- 雇用保険の基本手当(ハローワーク) 失業保険(基本手当)の制度説明
- 総合労働相談コーナー(厚生労働省) 解雇・雇い止め・退職強要などの相談窓口